阪神1000系

解説

編集日:2016年4月9日

2009年3月に延伸された阪神なんば線西九条~近鉄難波間の延伸開業、それに伴う阪神・近鉄の相互直通運転に先駆けて2006年に登場した形式。
従来の山陽電鉄方面への直通に加え、近鉄奈良線への直通も考慮されている。

9000系、9300系の後継車にあたる急行形電車であるが、「ヨソイキ・モード」というデザインテーマのもと、従来のいわゆる「赤胴車」と呼ばれるデザインとは違った新しい外観となった。
新しい優等列車のカラーとして、ヴィヴァーチェオレンジと呼ばれるやや黄色に近いオレンジが採用された。
ドア部には縦に広くヴィヴァーオレンジを、ドア横の戸袋部には白のステッカーを使ってステンレスの地色と横縞模様になるようアクセントが付けられている。

車内はすべてロングシートで、モケットにはオリーブグリーンが採用されている。化粧板には明るいグレーを基調とし、妻板は木目調のものが採用されている。全体的に爽やかな印象を与える内装になっている。

運用状況としては、運用当初は山陽電鉄方面への直通特急として運用されることもあったが、阪神なんば線開業後は神戸三宮~近鉄奈良間の快速急行への充当が中心となっている。

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その他の写真

更新日:2016年4月9日
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管理人の編集後記

更新日:2016年4月9日

阪神なんば線は開業前からかなり注目しており、もちろんこの阪神の新しい列車にも注目していました。
今までの青や赤を使った阪神の電車とは全くイメージの違う「黄色」(黄色がかったオレンジ)に、新鮮な感じをしたことを覚えています。
注目はしていたものの、神戸に行く機会自体がないため乗車機会がほとんどないのが実情・・・。
今後も色んな所で撮影してレパートリーを増やしていきたいです。