新幹線 E3系

解説

編集日:2014年5月23日

1997年の秋田新幹線(盛岡~秋田間)の開通に伴い、新幹線区間である東北新幹線と在来線区間である田沢湖線、奥羽本線を直通するミニ新幹線車両。
すでにミニ新幹線方式として運行していた山形新幹線用の400系は最高速度240km/hであったが、E3系は最高速度275km/hへの引き上げに成功している。

その後、1999年の山形新幹線新庄延伸に伴い増備された1000番台、さらに山形新幹線の400系置き換えのために2008年より製造された2000番台があり、それぞれで前照灯や内装に差異がある。
在来線区間を直通するという都合上、フル規格の新幹線よりはやや小ぶりになっており、新幹線ホームでホームと車両との間に隙間が生じることからドア部分に延長ステップが搭載されている。

車内はグリーン車、普通車とも2+2配列の座席となっており、茶色や深い青色のシートの採用により落ち着いた空間となっている。

E6系の投入により2014年3月15日にE3系0番台の秋田新幹線での定期運用が終了、0番台の後期製造分は山形新幹線「つばさ」に転用される予定となっている。
また、山形新幹線では2014年4月より、蔵王の山を連想させる白と山形県の県鳥であるおしどりを連想させる深い紫をベースに、山形県の県花である紅花を連想させる赤からベージュへのグラデーションの帯を巻いた配色への塗装変更が実施されている。さらに、福島~新庄間の観光列車として、足湯やラウンジ、座敷を車内に設けたジョイフルトレイン「とれいゆ」が登場予定である。

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更新日:2014年5月23日
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管理人の編集後記

更新日:2014年5月23日

電車でGO!2のメイン電車ですね。大曲駅で0m停車するとボーナスで東北新幹線が運行できるんですよね。そういったこともありかなり前から知っていたので、とても遠くを走っているのにとても愛着がある車両です。

もう秋田新幹線からは離脱してしまいましたが、山形新幹線では健在。新塗装は・・・うーん。と唸りたくなるんですが、「とれいゆ」の配色は大好きです。いつかA9で再現しようと思ってるくらい。
今度はぜひとも在来線区間を走り抜けるE3系を、そして「とれいゆ」を撮影したいです。