JR東日本 E257系

解説
中央本線に残る国鉄型特急列車183・189系の置き換えのため2001年より登場した特急列車。2002年鉄道友の会ブルーリボン賞受賞車両。
製造両数は249両に及び、在来線特急列車としてはJR西日本683系に次ぐ両数である(2015年現在。今後は683系の一部が289系化するため、この形式が在来線特急列車の保有両数首位に返り咲く)。
中央本線用の0番台と房総地区用の500番台があり、塗装が大きく異なっている。
0番台は白の車体色を基調とし、側面中間に武田菱をイメージしたブロック模様が配されている。
500番台は255系同様の白とイエロー、ブルーを基調にデザインされている。
E351系「スーパーあずさ」に搭載されていた制御式振り子は搭載されていないため、運行ダイヤが異なる。故障やダイヤ乱れなどでこの列車が「スーパーあずさ」として使用される場合も、特別ダイヤで運行される。
車内は白色蛍光灯による爽やかな室内空間を演出しており、座席モケットは0番台では車両側面に大きく描かれたブロックデザインが、500番台では海を連想する青いデザインが施されている。
0番台は長らく中央本線の「あずさ・かいじ」として活躍していたが、2015年夏よりE353系が中央線に投入され、本形式やE351系を順次置き換えされる予定。
500番台も房総方面の特急として活躍していたが、高速道路の充実に伴い利用客が減少し、2015年3月のダイヤ改正より減便が行われた。
JR東日本最大勢力を誇る特急列車の去就が今後注目される。
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管理人の編集後記
JR東日本の最大勢力、E257系です。ですが、個人的にはそこまで多い印象はあまりありません・・・。普段関東に行かないからなのかなぁ・・・?
この電車を見ると、一緒に飯田線18きっぷアタックしに行った千葉の友人が、岡谷から千葉行きのあずさに乗って帰ったことを思い出します。
今年夏のE353系投入でこの列車に大変革が起こりそうですが、それまではしっかり「あずさ」として活躍してほしいですね。
あと、もちろん房総方面の500番台も撮りに行かないと・・・!