JR東海 373系

解説
1995年に急行形電車である165系の置き換えを主な目的として投入された形式。普通列車から特急列車までオールマイティーに運用をこなす列車として登場した。
3両編成を基本とし、多客期などには6両、9両編成へと増結させることで輸送力を確保する。全車両モノクラスでグリーン車はない。
普通列車としての運用をこなすため、扉は両開き式となっており、デッキと客室との扉は省略されている。また、冷暖房効果を高めるために扉の半自動開閉スイッチが搭載されている。
以前は夜行快速「ムーンライトながら」に投入されており、その間合い運用として東京~静岡間の普通列車や大垣~豊橋間のホームライナーとしての運用があった。しかしながら、2012年よりJR東日本の183・189系に車両が変更されてからは豊橋以西の運用がなくなってしまっている。
静岡車両区に在籍しており、特急列車としては「伊那路」と「ふじかわ」で運用されている。この他にもこの特急列車の間合い運用のための静岡地区のホームライナーや、浜松~豊橋間、熱海~静岡間の普通列車などに用いられている。
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管理人の編集後記
多分乗った回数が一番多い特急型列車だと思います。ですが特急として乗ったことは一度もありません。
初めて乗ったのは忘れもしない米原発大垣行き普通列車。米原駅の乗車位置表示に○印の表示があったので、「あれ?2ドア!?」と首を傾げていたらこの列車が来てビックリしました。
ラッシュ時ではないにせよ、12両編成で走ってきた琵琶湖線の新快速を3両編成のつり革もない特急型列車に乗り換えさせるので車内は座れなければ地獄を見る世界でした・・・。余程のことがない限り言わないのですが、あの運用は正直無くなってよかったと思ってます(笑)
豊橋に住んでからは静岡方面に行く時に必ずホームライナーに乗るようにしているので乗車機会がかなり増えました。浜松から普通豊橋行きに化ける沼津始発の「ホームライナー浜松3号」は個人的名列車だと思います。
こう書いて思うけど、やっぱりこの列車の印象って、特急列車じゃなくてグレードの高い快速列車なんだよなぁ・・・。