新幹線 500系

解説

編集日:2014年5月14日

1996年より、山陽新幹線のより一層の高速化を目指してJR西日本が単独で開発した車両。
1992年に開発された500系900番台(新幹線高速試験電車「WIN350」)の試験終了とともに開発され、時速320kmで運行する予定で設計されたが、騒音問題が原因で時速300km運転となった。

最高速度300km/hで運行できる所以は先頭車両の半分以上(15m)を占めるロングノーズと、ドア形状まで曲面にした円形断面の車体。また、騒音の大きな原因となるパンタグラフには、フクロウの羽を参考にしたと言われる翼形パンタグラフが特別に装備されている(こだま運用時にシングルアームに変更)。
登場時は表定速度242.5km/h及び、停車駅間の平均速度261.8km/hは、フランス国鉄の「TGV」を上回る世界最速であり、1997年のギネス・ワールド・レコーズに掲載された。

また、2007年以降に登場したN700系も300km/h運転であるが、ダイヤを設定する上での参考になる速度種別では500系のほうが速い。
なお、製作費は1両あたり3億円、1編成46億円と高コストであることなどから、9編成のみの投入になっている。

2010年2月28日にN700系の運用開始のため、全ての500系「のぞみ」がN700系に置き換わる形で東海道新幹線からは撤退。
現在500系は8両に短編成化し、特徴の一つであった翼形パンタグラフをシングルアームのものに変更した後、最高速度を285km/hに落とされ山陽新幹線区間内の「こだま」に転用されている。

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更新日:2015年6月18日
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管理人の編集後記

更新日:2015年6月18日

現在も根強い人気を博している新幹線ですね。
新幹線の歴史を変え、海外にその存在感を知らしめたこの車両の特徴は、なんと言ってもこの先頭部分でしょう。

500系は「のぞみ」時代はあまりしっかり撮影できませんでしたが、8両編成化されて「こだま」となった500系はちょくちょく撮影しています。
2014年10月にはようやく念願の乗車ができました。丸い車体は狭いという話を聞きましたが、確かに狭かったデス・・・。