JR西日本 221系

解説

編集日:2015年3月14日

JR西日本が初めて新規に設計・製造した車両で、並行する私鉄との競合が激しい京阪神区間に投入した近郊型列車。117系で用いられていた東海道・山陽本線の新快速を置き換え、4代目の新快速列車となった。1990年鉄道友の会ローレル賞を受賞。
登場当初は「アメニティライナー」という愛称があったが、浸透しなかったこともあり現在はこの愛称が用いられて紹介されることはほとんどない。

車体には軽量ステンレス鋼ではなく、当時比較的安価だった普通鋼が用いられた。前面は展望性や見た目の良さを重視し、大型曲面ガラスを用いた流線型の形状となっている。
塗装は白色を基調に関西急電色である茶色、JR西日本のコーポレートカラーである青色、新快速のシンボルカラーであるベージュの帯が配されている。

117系では片面2扉であったがラッシュ時の乗降効率を高めるため、3扉となった。車内は全席転換クロスシートで、全面的に近鉄5200系に準じたものとなっている。なお、3扉、全席転換クロスシート車は国鉄、JRで初めての車両である。

営業最高速度は120km/hであるが、一部機器を改造の上、湖西線において160km/hの試験走行が行われた編成がある。この試験データは特急「はくたか」や特急「サンダーバード」として用いられる681系の開発に用いられている。

223系や225系の登場により新快速からはすでにその身を退いているが、琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線の快速や普通列車として用いられるほか、京都、奈良地区の大和路快速、みやこ路快速や普通列車として用いられている。
2012年には全474両を対象に体質改善工事が行われ、前照灯のHID化、ドア開閉チャイム、車内案内表示器の置き換え、ドア周辺部の補助席の取り付け等が行われている。

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更新日:2015年3月14日
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管理人の編集後記

更新日:2015年3月14日

滋賀県に住んでいた自分にとっては一番馴染みのある列車です。子供の頃はこの列車で運行される新快速列車に揺られて大阪の方まで行った記憶があります。
1989年の登場からもうすでに25年経っていますがまだまだ健在。体質改善工事で若返り、HIDを取り付けたその姿もよくよく見ると結構かっこいいです(以前は魔改造だー!とか言ってました)。

今は223系や225系に活躍の場を大きく譲っていますが、まだまだ関西のアーバンネットワークにとって必要不可欠な存在であることは間違いなし。これからも頑張ってほしいです。